恋人じゃなくてお友達

死ぬ瞬間の後悔を少しでも減らすための。

恋だの愛だのどうでもいいです勝手にしてくれ

 
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他人に恋愛相談をする習慣が無い人間にとって、他人から恋愛相談をされるというのは結構しんどいものである。
 
 

■■■ 私が感じる“恋愛相談”のツラさ

 
「自分は今こんな人と付き合っていて、その人とこういう事をしている」的な事って、そんなに他人に言いたいものなのだろうか。
 
自分と相手が幸せならそれで良いし、わざわざ他人に事細かに説明する必要などないのでは?と、思ってしまう。
 
「彼氏がこういう事言ってたんだけど、どう思う?」←この「どう思う?」はとても厄介。
 
なぜなら、どうも思わないからである。
 
まあこれは相手(私)を誤っただけで、「私はこう思うな」「でもさー」的な感じに話が盛り上がる人に相談すれば良かっただけの話だ。
 
しかし私はどうも思わない。
 
誰と誰が付き合っていようが、どんなお付き合いをしていようが、その末にどうなろうが、大抵の場合はまぁまぁどうでもいい。
 
基本的に、他人に興味がないのである。
 
そして同時に極度の恥ずかしがり屋でもある。
 
「自分と相手のアレコレを、一体どんな顔して、そしてどんなスタンスで話せというの…?」と思う。
 
勝手にやってろ。そして、勝手にさせて。そんな気持ちだ。
 
 
あと「好きな人ができて、ああでこうで」的な話も、正直聞くのがツラい。
 
なぜならお察しの通り、他人に興味がないからである。
 
「頑張ってるんだな」とか「可愛いな」とか、思わない訳ではない。
 
ただどちらかと言うと、それがツラい時間である事は確かだ。
 
 
さらに「彼氏と別れた。食事が喉を通らないし夜眠れないしで辛い。まだ好きなのに…」的な話もだいぶツラい。
 
なぜならとっくに解っていると思うが、他人に興味がないからである。
 
「大変だったんだな」とか「可哀想だな」とか、思わない訳ではない。
 
「そこまで誰かを好きだったって事だものな」と、何とか自分なりの結論(?)にも辿り着きはしたものの。
 
自分はそこまで他人に深入りできないし、したくないとも思う。
 
「この人がいなきゃ生きていけない」というような、またはそれに近いような関係性がイヤなのだ。
 
お互いが一人でもそこそこ大丈夫な人間である事が前提の上で「たまに一緒に居る」という距離感が理想である。
 
 
……まぁ、まともな恋愛経験が無いので机上の空論ではあるが。
 
 

■■■ 要するに相手を選んで相談してくれ

 
こんな調子なので、すごく頻繁に恋愛相談をされる訳では勿論ない。
 
恋バナが好きな者同士、私の知らないところで盛り上がっているのだと思う。
 
まぁ普通に考えてそれが最善だよね。
 
それでもたまにそういう雰囲気の話が自分のところにも回ってくる事があり、その瞬間が地獄だという話。
 
性的な事ができれば十分なのに(だが処女である)と、心の中で思うだけ思っている。